熊本市長・大西さんと穐山監督と行定監督の図。

 過日。くまもと復興映画祭へ。縁があって4年連続で行かせて頂いているのだが、年を重ねるごとに充実さがどんどん増している映画祭である。何より行定勲監督が全ての作品を選び、真夜中の映画祭まで含めて全ラインナップで司会まで務めるフルスロットルぶりが凄まじい。MOOSIC LABとその精神は似ていて、それでいて「復興」という重みや行政とのやりとりなど色々なことを考えたら胃がきゅうっと縮まる思いである。今年のラインナップは「月極オトコトモダチ」「アストラル・アブノーマル鈴木さん」という企画から携わった2本と、京都造形芸術大学の繋がりで卒業制作展から観ている「オーファンズ・ブルース」、間接的な知り合いも多い奥山大史監督の「僕はイエス様が嫌い」、松浦君&和田さん主演・話題沸騰中の「岬の兄弟」など個人的に知ってる人だらけにして最強のラインナップで胸熱なのであった。

 空港着くなり「月極オトコトモダチ」の予告編解禁や何やで穐山監督と車酔いしながらSNS更新から始まり、各上映500人規模の大人数が駆けつけ、行定さんの映画を魅力的にするトーク、お客様からの質問もかなり出る幸福な上映会。確実にお客さんが育っている。インディペンデント映画とあんなに風に真剣に向かい合ってわかる事もわからない事も楽しんでくれる場って日本にどれだけあるだろうか?そして個人的には菊池の食事会でひょんな事から有村架純さんの口から「スポッテッド?」という言葉が発せられたのを平成の終わりのエポックメイキングな出来事として記憶したいと思う。

続々単独公開が決定しているMOOSIC LAB 2018の監督陣の図。

 で、熊本から戻った足でそのまま2019年度のMOOSIC LABキックオフイベント開催。NakanoまるさんのアシスタントMC心強し。そして2018年組の現在進行形感が凄まじい。「書くが、まま」「日本製造」「いつか輝いていた彼女は」に続き5月は「1人のダンス」がシネマ・ロサで上映&「暁闇」が韓国・全州映画祭でインターナショナル上映(快挙!)。6月に2018年度のグランプリ「月極オトコトモダチ」が新宿武蔵野館他、「満月の夜には思い出して」がシネマ・ロサ、7月に準グランプリ「暁闇」がユーロスペースで、8月「無限ファンデーション」がKs cinema9月「左様なら」がアップリンク吉祥寺で。さらに残る作品含め長編部門10本全部単独公開する予定でいよいよ大変な状況だけど本当に劇場サイドからやりましょう!と言ってくださる事も多く、ありがたいことなので頑張るしかないのです。ちなみに短編部門準グランプリの「内回りの二人」も色々音源のリリースとイベント上映を画策中、2018年度の短編部門グランプリ「ドキ死」監督の井上康平×菅原慎一(シャムキャッツ)「ドンテンタウン」、同作品の脚本・鳥皮ささみ×狐火「ビーフビーフビート」で2019長編部門にそれぞれ監督として参戦。さらに同作品で女優賞とベストミュージシャン賞に輝いたNakanoまるさんは福田芽衣×諭吉佳作「90分バスロマンス」に出演が決定しておりここら辺も是非注目していただきたいです!)


 そして、平成から令和へと時代を跨ぎ、2019年度のMOOSIC LABはだいぶトンガってる人たちが集まってパンクな年になりそうな予感!(白目)↑とりあえずその一角を担う2本の特報をどうぞ。長編全9本、各作品の進捗や詳細も追って少しずつこちらに書いていきたいと思います。そして短編部門の選定も急がねば。とにかく終わらない2018年組、まだまだ胎動といった感じの2019作品の動向をまとめてご期待ください!ぱぱんが、ぱん。(直井)

平成から令和へ。MOOSIC LABも時代を跨ぎます。引き続き宜しくお願い致します。