2012年から始まった新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる映画制作企画を具現化する音楽×映画プロジェクトであり、企画段階から映画作家とミュージシャン、映画と音楽との化学反応を意識的に制作、それらをコンペ形式・対バン形式で上映する異色の映画祭である。
 2012年の開催初年度は当時まだインディーズだった大森靖子がベストミュージシャン賞、BiS主演映画が観客賞を受賞し、また、監督では今やメジャー映画を次々と撮っている今泉力哉監督(「パンとバスと2度目のハツコイ」他)がグランプリを受賞した。
 2013年は後に「溺れるナイフ」で鮮烈なメジャーデビューを果たすことになる山戸結希監督「おとぎ話見たい」が圧倒的な支持を得てグランプリ。準グランプリには演劇界のプリンス・三浦直之(ロロ主宰)の「ダンスナンバー 時をかける少女」。近年、海外映画祭で大ブレイクした「枝葉のこと」の二ノ宮隆太郎も監督で参加していた。
 2014年は女優陣が充実。最優秀女優賞に森川葵、女優賞に佐藤玲と吉岡里帆。ベストミュージシャン賞は現在人気急上昇中のカネコアヤノ。準グランプリとなった主演:森川葵×加藤綾佳×ふぇのたす「おんなのこきらい」が単独公開されロングランヒット。その後のパッケージのセールスも好成績を納める。
 2015年は酒井麻衣監督「いいにおいのする映画」が6冠、単独公開。本作で最優秀男優賞の吉村界人も映画やTVドラマほか続々と活躍の場を拡げている。
 2016年、弱冠17歳の女子高生監督・松本花奈監督がthe peggies(現在メジャーで大ブレイク中!)とのタッグで撮った「脱脱脱脱17」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞&観客賞を受賞する快挙を遂げるも、MOOSIC LAB内では史上最低予算で作られた北原和明監督×SACOYAN「マグネチック」がグランプリを獲得。青木克齋監督「光と禿」が観客賞を受賞、最優秀女優賞に岸井ゆきの、最優秀男優賞に最年長・クリトリック・リスが輝き、単独公開も果たした。
 2017年は90分を超える力作が続々登場。グランプリにしてプチョン国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞も受賞した岩切一空監督「聖なるもの」、準グランプリの首藤凜監督「なっちゃんはまだ新宿」、観客賞の枝優花監督「少女邂逅」3作品がそれぞれ単独公開を果たし、中でも「少女邂逅」は香港国際映画祭、上海国際映画祭などアジア圏でメジャー作品に混じって異例の正式出品。BEAMSとのコラボグッズが作られるなどMOOSIC LABの枠を超えて大きな飛躍を遂げている。また同年度よりフットワーク軽くエントリーできる短編部門が設立、さらなる門戸が開いた。
 2018年の長編部門は現役OL監督・穐山茉由×徳永えり主演「月極オトコトモダチ」がグランプリほか4冠、東京国際映画祭に選出。準グランプリの阿部はりか監督「暁闇」が韓国・全州映画祭にてインターナショナル・プレミア上映。また長編部門全10作品が単独公開が決定するという前代未聞の事態に。また、30分に拡張した短編部門もグランプリ作「ドキ死」を筆頭に名作揃いの収穫の年となった。

そして8年目を迎える2019年、長編9作品のエントリーが決定している。

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