MOOSIC LABとは?


2012年から始まった新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる映画制作企画を具現化する音楽×映画プロジェクトであり、企画段階から映画作家とミュージシャン、映画と音楽との化学反応を意識的に制作、それらをコンペ形式・対バン形式で上映する異色の映画祭である。コロナウイルスの影響で開催が延期未定となっていた2021年に、参加監督陣らと共同での企画・主催を担うMOOSIC
LAB[JOINT]としてリニューアルして半年、文化庁のArts For Future!の助成対象事業として2回目の開催を迎える。

BIOGRAPHY

■2020

コロナウイルスの影響で開催が延期未定となっていたが、APO
Pro.の協賛を得て2021年2月より開催。レイトショーが無くなり1日1回で2ヶ月にわたる長期開催となった。6月に「男の優しさは全部下心なんですって」「彼女来来」(JAPAN
CUTSで大林賞を受賞)、8月に「僕たちは変わらない朝を迎える」、11月に「絶滅動物(VACATION)」、12月に「POP!」が単独での劇場公開を果たした。

■2019

グランプリ作金子由里奈監督「眠る虫」、昨年の短編部門に続き準グランプリの井上康平監督「ドンテンタウン」、審査員特別賞・ベストミュージシャン賞の「眉村ちあきのすべて(仮)」などが単独公開。大阪アジアン映画祭には「東京の恋人」が選出。高崎映画祭に昨年度の「暁闇」「左様なら」、「眠る虫」「ドンテンタウン」「男の優しさは全部下心なんですって」の4作品がノミネートされるがコロナウイルスの影響で映画祭は中止。とよはし映画祭にも「東京の恋人」「海辺の途中」がコンペティション
に選出も映画祭が延期未定となった。

■2018

長編部門は現役OL監督・穐山茉由×徳永えり主演「月極オトコトモダチ」がグランプリほか4冠、東京国際映画祭に選出。準グランプリの阿部はりか監督「暁闇」が韓国・全州映画祭にてインターナショナル・プレミア上映。また長編部門全10作品が単独公開が決定するという前代未聞の事態に。また、30分に拡張した短編部門もグランプリ作「ドキ死」を筆頭に名作揃いの収穫の年となった。

■2017

90分を超える力作が続々登場。グランプリにしてプチョン国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞も受賞した岩切一空監督「聖なるもの」、準グランプリの首藤凜監督「なっちゃんはまだ新宿」、観客賞の枝優花監督「少女邂逅」3作品がそれぞれ単独公開を果たし、中でも「少女邂逅」は香港国際映画祭、上海国際映画祭などアジア圏でメジャー作品に混じって異例の正式出品。BEAMSとのコラボグッズが作られるなどMOOSIC
LABの枠を超えて大きな飛躍を遂げている。また同年度よりフットワーク軽くエントリーできる短編部門が設立、さらなる門戸が開いた。

■2016

弱冠17歳の女子高生監督・松本花奈監督がthe
peggies(現在メジャーで大ブレイク中!)とのタッグで撮った「脱脱脱脱17」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞&観客賞を受賞する快挙を遂げるも、MOOSIC
LAB内では史上最低予算で作られた北原和明監督×SACOYAN「マグネチック」がグランプリを獲得。青木克齋監督「光と禿」が観客賞を受賞、最優秀女優賞に岸井ゆきの、最優秀男優賞に最年長・クリトリック・リスが輝き、単独公開も果たした。

■2015

酒井麻衣監督「いいにおいのする映画」が6冠、単独公開。本作で最優秀男優賞の吉村界人も映画やTVドラマほか続々と活躍の場を拡げている。

■2014

女優陣が充実。最優秀女優賞に森川葵、女優賞に佐藤玲と吉岡里帆。ベストミュージシャン賞は現在人気急上昇中のカネコアヤノ。準グランプリとなった主演:森川葵×加藤綾佳×ふぇのたす「おんなのこきらい」が単独公開されロングランヒット。その後のパッケージのセールスも好成績を納める。

■2013

後に「溺れるナイフ」で鮮烈なメジャーデビューを果たすことになる山戸結希監督「おとぎ話みたい」が圧倒的な支持を得てグランプリ。準グランプリには演劇界の新鋭・三浦直之(ロロ主宰
※後に「サマーフィルムにのって」の脚本を手がける)の「ダンスナンバー
時をかける少女」。近年、海外映画祭で大ブレイクした「枝葉のこと」の二ノ宮隆太郎も監督で参加していた。

■2012

開催初年度。当時まだインディーズだった大森靖子がベストミュージシャン賞、BiS主演映画が観客賞を受賞し、また、監督では今やメジャー映画を次々と撮っている今泉力哉監督(「愛がなんだ」「アイネクライネ・ナハトムジーク他)がグランプリを受賞した。